2021年1月27日(木)15時から、札幌高等裁判所で表記期日がありました。普通は60人ほど傍聴できるのですが、今回は29人に制限されました。幸い抽選にならなかったので傍聴することが出来ました。今回が控訴審の結審弁論でした。
写真1 弁論後の報告集会で挨拶する川原茂雄氏
右は高崎弁護士と藤本弁護士です。
写真2 報告集会で司会をする吉田玲英あきひで弁護士
まず、吉田玲英弁護士が、アフガニスタンでの戦争の映像を法廷内のスクリーンに映しました。戦争になった場合の被害の大きさが実感できる映像でした。その後、最終準備書面の要旨を述べました。吉田弁護士が強調したのは、裁判所が憲法の原則に立ち返って多数派の横暴がまかり通る国会、国民に寄り添おうとしない内閣の暴走を止めるべきだと言うことでした。
その後、原告団共同代表の川原茂雄さんが意見陳述をしました。概要は次のとおりです。
1973年9月、長沼ナイキ事件で札幌地方裁判所の「自衛隊違憲判決」が出た時、高校生だった川原氏は「憲法」「裁判所」「裁判官」という言葉が具体的に目の前に現れたと感じました。
高校の社会科の教師となった川原氏は、「憲法を語る弁護士と教師のコラボ授業」を行いました。2014年7
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