2018年6月29日(金)に行われた現地検討会は,小樽と余市を結ぶ高速道路のり面の地すべりでした.
北海道横断自動車道の余市インターチェンジから小樽ジャンクション間の工事が進行していて,平成30(2018)年度中には開通になる予定だそうです.
今回見学したのは,忍路地区と朝里地区です.
忍路地区は,忍路半島の南,船取山の麓で工事中に発生した のり面崩壊と背後の地すべり対策としてソイルセメントによる押え盛土を行い,その盛土の中をトンネルで通過する方法をとった現場です.
もう一つの朝里地区は,高速道路の朝里川温泉橋と第二天神トンネルの間の地すべり対策です.第二天神トンネルは,毛無山の北東斜面の下を通過する延長2,872m の トンネルです.
図1 忍路地区(TrailNoteで作成)
図2 朝里地区(同上)
<忍路地区>
写真1 忍路地区の押え盛土に掘削したトンネル
亀裂の入ったのり面の範囲に押え盛土をし,盛土にトンネルを掘りました.山側に集水井を施工しました.
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