令和7(2025)年度 日本応用地質学会北海道支部・北海道応用地質研究会:物理探査学会共催 研究発表会
2025-08-03


 崩壊が発生しなかった3沢の2地点で、深度30cm80cmの土壌水分と地温の測定を行ったところ、初冬期に深度30cmでマイナスの地温となっていました。地中に氷ができることによって降雨の地下浸透が疎外されると考えられます。

 

橋直希・西塚大(株式会社ドーコン):

複雑な岩相変化を示す新第三紀溶岩・火砕岩類の連続性検討〓ダム調査における20 m 間隔でのボーリング調査事例〓

 

 旭川市南東のぺーパン川でダム調査を行っています。

 地質は中新世の火砕岩類で、河床部の地質が複雑でうまく繋がらないため20m間隔でボーリングを行い、3条の高角断層が想定されていました。

 そこで、火砕岩類の礫種や組織に着目して岩相区分を行いました。その結果、安山岩質火砕岩類の自破砕溶岩の再堆積物や火砕流の混合物などの分布が明らかになりました。

 

田近 淳(ジオテック):

泥火山と破砕泥岩:応用地質学的意義と課題

 


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[地質技術者のつぶやき]

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