連休終わった5月9日(水)に上野公園に行って,東京都美術館で開かれていた「プーシキン美術館展−旅するフランス風景画」と国立科学博物館の「沖縄の旧石器時代が厚い!」を見てきました.
プーシキン美術館はモスクワにある美術館で,収蔵品の数はサンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館についで世界第2位と言われています.
今回の展示は1600年代から2000年代のフランス風景画です.クロード・ロランの「エウロペの略奪」(1655年)に始まってレオポルド・シュルヴァージュの「赤い人物のいる風景」まで65点の絵が展示されています.
非常に見応えがあります.2018年4月14日(月)から7月8日(日)までです.
図1 プーシキン美術館展の図録
国立科学博物館の企画展「沖縄の旧石器時代が熱い!」は,感嘆符がついているように確かに熱い展示です.
那覇市街地にある山下町第一洞穴遺跡からは36,500年前の幼児の人骨が発見されました.
那覇の南約10km,八重瀬町の雄樋川(ゆうひ・がわ)河口右岸にある港川遺跡では石灰岩中の幅1m の割れ目(フィッシャー)から約2万年前〜9,000年前までの動物化石や人骨が見つかりました.
宮古島のピンザアブ遺跡(29,000年前)からは人骨や鹿の化石が見つかりました.
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