渡部暁斗選手
2018-02-28


ピョンチャンオリンピックが終わりました。

印象に残ったのは,オリンピック前の練習で肋骨骨折をしていながら複合ノーマルヒルで銀メダル,ラージヒルで5位入賞した渡部暁斗選手です。


私が初めて歩くスキーを始めたとき,ビックリしたのはこのスポーツは上半身をものすごく使うと言うことでした。走っている分には胸の付近が汗をかくと言うことはあまり意識にありません。でも,クロカンスキーでは胸が汗びっしょりになります。


その後,クラシカル用のスキーに変えましたが,滑走ワックスと滑り止めワックスを塗らなければならず,あまり速くは走れませんでした


それでも,札幌国際クロスカントリースキーの50kmには,足の下にギザギザの付いた歩くスキーで何回か出て,当時の制限時間の7時間を数分超えるタイムで何とか完走していました。

この頃は,スタート,ゴールは羊ヶ丘展望台で,白旗山競技場が30km地点となっていて,30kmのタイムも正式タイムとして公表してくれていました。50km完走できなくても,30kmで名前が出るので,とにかく30kmを目指していけるところまで行くと言うことで出ていました。

スタート,ゴールが札幌ドームになり白旗山は31km地点で記録は取ってくれなくなりました。そんなこともあって,25kmに出るようになりました。しかし,ちょっとした弾みで,レース中に脳震とうを起こし,それ以来,大滝や野幌原始林の15kmや10kmに出ています。


話が変わりますが,地すべり調査をしている時に,片のり枠の脇を登っていて足を滑らせました。一眼レフのフィルムカメラを斜交いに掛けていたので,胸を強く打ちました。大したことはないと思っていたのですが,寝返りを打ったりクシャミをするとかなりひびきます。医者に行くほどの痛みではなかったので,そのまま生活していました。大分後まで痛みは残りましたが,自然に治りました。

後で,健康診断の時,肋骨を折っていますね,と医者から言われました。


と言うことで,今回の渡部選手のレースは,非常に印象的です。


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[地質技術者のつぶやき]

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