埼玉県立自然の博物館前から養浩亭の駐車場一角にある宮沢賢治の歌碑の横を通り,林の中を河原に向かって行くと虎岩,スティルプノメレン片岩の露頭がある。周りは緑色片岩である。
写真13 虎岩
宮沢賢治歌碑の脇を通り,河原に降りて行く途中から見た虎岩。正面手前の露頭の紫色の部分がスティルプノメレン片岩(虎岩)で,周辺は緑色片岩である。
写真14 スティルプノメレン片岩と緑色片岩
緑色片岩とスティルプノメレン片岩が互層状に分布している。スティルプノメレン片岩中には小さな褶曲構造が見られる。左が下流である。
写真15 スティルプノメレン片岩の褶曲構造
スティルプノメレン片岩の断面である。緑色片岩は褶曲していないように見える。
写真16 虎岩ブ〓ディン構造
片理面にほぼ垂直に割れて鉱物脈が隙間を充てんしている。一般的な,引きちぎられたようなブ〓ディン構造とは異なる。
写真17 秩父鉄道の荒川橋梁
朝は結構頻繁に列車が通る。この上流に親鼻の紅れん石片岩の露頭がある。
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