生田(いくた)緑地は、川崎市多摩区にあり、小田急小田原線・向ヶ丘遊園駅南口から歩いて15分ほどで東口ビジターセンターにたどり着きます。
標高84mの枡形山(ますがた・やま)を中心とした緑地で、川崎市立 日本民家園、かわさき宙(そら)と高フ科学館、川崎市 岡本太郎美術館などが緑地内にあります。
今回は、東口ビジターセンターの右手の遊歩道を上りながら地質露頭を見ました。
この付近の地質は、下から内湾性の塊状無層理の青灰色シルト岩からなる飯沼層(上総層群:前期更新世)、礫層・砂層・シルト層からなるオシ沼砂礫層(相模層群:中〓後期更新世)、多摩ローム層、枡形山の北斜面に分布する武蔵野ローム層です。
写真1 枡形山への登り口
東口ビジターセンターに向かって右側にある枡形山への道の入口です。この写真の右後ろにビジターセンターがあります。「生田緑地MAP」をもらうと道に迷わず済みます。
写真2 地質の説明板
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