第34回 特別講演「令和6年能登半島地震の被害状況」と「落石対策等に関する技術紹介」
2024-04-23


34回 特別講演「令和6年能登半島地震の被害状況」と「落石対策等に関する技術紹介」

 

 2024419日(金)午後3時から4時半まで、表記講演会が開かれました。Zoomで視聴しました。主催は、「株式会社ケイエフ KFカレッジ いさぼうネット」です。

 概要を紹介します。

 

新保 泰輝 准教授(石川工業高等専門学校 環境都市工学科):令和6年能登半島地震による土構造物の被災状況報告

 道路盛土、河川堤防、谷埋め盛土、ロックフィルダム、ため池堤体を中心とした土構造物の被災状況の報告です。

 

 珠洲市宝立町(ほうりゅう・まち)の鵜飼川上流に造られた小屋(おや)ダムは、ロックフィルダムで、堤高56.5m、堤頂長240m、提体積71万立方メートル、有効貯水容量270万立方メートルです。左岸にある洪水吐きが被災して土砂が流出しました。天端に並べてあった岩石ブロックが移動しました。堤体に、はらみ出しが見られました。

 

 石川県には2,552箇所のため池があります。


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[地質技術者のつぶやき]

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