2017年のゴールデンウィークに「すみだ北斎美術館」へ行ってきました。
北斎の偉大なところは,もちろんその画業ですが,何よりも年を取ってからも衰えない創作意欲だと思っています。
一番好きな絵は,長野県の信州小布施北斎館で見ることのできる屋台の天井絵です。
( http://www.hokusai-kan.com )
北斎が85歳の時(1844年,天保十五年)に半年をかけて描いたものです。
すみだ北斎美術館は,総武本線の両国駅から国技館の南を通り江戸東京博物館の間の歩道を北に向かい,さらに東へ行った所にあります。町の中に独特の形をした建物があり,どこから入って良いのかしばらく迷いました。
この時は,開館記念展IIIとして「てくてく東海道〓北斎と旅する五十三次〓」が開かれていました。
この美術館がつくった北斎の絵のオリジナル葉書は印刷が非常にきれいで,人に出すのが惜しくなります。
セコメントをする